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「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

ニューオーリンズ、排水進み水位低下 水中にワニ多数

asahi.com-国際


2005年09月07日11時46分

 大型ハリケーン「カトリーナ」の被害を受けた米ルイジアナ州ニューオーリンズでは6日、ポンプによる排水作業が始まり、市内から徐々に水が引き始めた。水没した民家の8割近くを捜索し、遺体の収容も本格化した。市内では散発的に火災が発生。放火の可能性もあるため、治安を強化する方針だ。

 米陸軍工兵部隊によると、一部では6メートルにも達していた水位は下がり始め、市街地の8割だった冠水面積は6割になった。決壊した堤防が修復されたので、海抜以下の地域から大型ポンプで水をくみ上げている。排水に「最長80日かかる」との当初見通しは変わっていない。

 市内各地から黒煙がのぼる。ネーギン市長は米メディアに「4カ所で火事が起きている」と述べ、市内から避難を拒んでいる住民に「危険なので、ただちに脱出するように」と呼びかけた。冠水地域に油が浮き、ガス漏れの危険もあるので、捜索活動を妨げている。市内には5000~1万人が残留している可能性があり、強制退避も検討中という。

 水没した家など戸別の救援活動は峠を越し「大多数の住民は危機を脱したと思う」(警察幹部)という。水没した地域で捜索活動をした救援関係者は「ワニがたくさん動き回っており、見つからない遺体もあるだろう」とメディアに語った。

 確認された死者数は南部5州で計294人になったとAP通信は伝えた。身元確認は難航しているが、州政府は5日、ニューオーリンズから西に約110キロの都市サンガブリエルに5000人分の遺体を収容する安置所を設けた。一時的に埋葬する墓地も確保する方針だ。身元不明の遺体は法医学的に身元を確認して遺族に引き取ってもらうという。
by miya-neta | 2005-09-07 11:46 | 国 際