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「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

切れやすい子:「愛情、教育が大切」 検討会が報告書

MSN-Mainichi INTERACTIVE 教育ニュース


 「切れやすい子」の原因と対処法を科学的に検討する文部科学省の専門家検討会は12日、「乳幼児期の適切な環境とコミュニケーション、愛情、教育が大切だ」とする報告書をまとめた。「子どもの心は5歳くらいまでに原形が形成される」ためで、今後も、適切な環境づくりや対処法に関する科学的な研究を深めることも求めた。

 検討会には脳科学や精神科の医師、社会学、教育学、栄養学などの専門家が参加し、科学的に信頼できるかどうかという尺度から、切れやすい子どもへの対応法や研究推進の是非を検討した。

 その結果、幼児期に大人との間で適切な愛情をやりとりしたり、基本的な生活リズムを身につけさせることや、そのために乳幼児教育を進めることは有用だとした。

 一方、インターネットやパソコン、テレビゲームなどの普及が子どもの脳に及ぼす影響については、一層の研究が必要だとした。また、教育現場と研究者が連携し、心の障害の早期発見や早期治療に道筋を付けるべきだと指摘した。

 座長の有馬朗人元文相は「乳幼児期の子どもについては分かっていないことが多い。今後も科学的実証を重ねるべきだ。実際の教育に研究成果を生かすために、現場の先生との連携も欠かせない」と話した。【永山悦子】

毎日新聞 2005年10月12日 19時49分
by miya-neta | 2005-10-12 19:49 | 教 育