ルーマニアでも「H5N1型」確認、鳥インフルエンザ
2005年 10月 15日
2005.10.15
Web posted at: 18:07 JST- CNN/REUTERS
ブカレスト――ルーマニア東部の河川流域「ドナウ・デルタ」の村で死亡した農家飼育のアヒル3羽が今月7日、鳥インフルエンザに感染したことが判明した問題で、同国の動物医学・衛生当局は15日、英検査機関での検体の調べで、ウイルスは、高病原性の「H5N1型」だったことが確認されたと述べた。
同ウイルスの感染は、トルコでも13日確認されている。ルーマニア当局は感染を受け、同村を「隔離」し、家禽(かきん)類を処分している。住民数は約30人だが、病人などはいないという。
H5N1型ウイルスの感染により、アジア諸国では2003年からこれまで60人以上が死亡している。