中国江西省で地震 14人死亡、建物数千棟が倒壊か
2005年 11月 27日
2005年11月27日01時36分新華社通信によると、中国江西省北部で26日午前8時50分(日本時間同9時50分)ごろ、マグニチュード(M)5.7の地震があった。家屋の倒壊などで少なくとも14人が死亡、約370人が負傷し、このうち20人が重傷だ。42万人が避難し、数千棟の家屋が倒壊したとの情報もある。被災地の市民は余震を恐れて屋外で夜を明かす見通し。通信が分断されている地域もあり、被害が拡大する可能性もある。
死者は江西省九江県で7人、瑞昌市で5人、湖北省武穴市で2人。江西省を中心に湖北省東部、安徽省南部、浙江省西北部、湖南省東北部でも揺れが感じられたという。
九江県では、余震による家屋の倒壊を恐れた大勢の市民が屋外に避難。ビニールシートを使ったテントを自分たちで作るなどして夜を越す構えだ。5世帯20人で県体育館近くの運動場にテントを張った会社員の男性(52)は最初の地震の時、自宅にいた。音はなく、突然大きな揺れを感じ、「バレエを踊るようにフラフラして、立ち続けていられないほどだった」と振り返った。自宅は倒壊を免れたが、避難を求められた。「いつ帰れるか分からず不安です」と肩を落とした。
中国政府地震局は、救援隊を被災地に派遣して被災者の救援活動や行方不明者の捜索活動にあたらせている。
ただし、瑞昌市などでは老朽化した家屋が数多く倒壊。通信が分断されるなどして、救援活動の難航も予想される。
北京の日本大使館によると、26日夕までに日本人の被災者は確認されていない。
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