耐震偽造:公明議員も国交省にヒューザーを橋渡し
2005年 11月 28日
耐震データ偽造問題が公表される10日前に、公明党の山口那津男参院議員(53)の秘書が、建築主の不動産会社「ヒューザー」(小嶋進社長)の要望を国土交通省に伝える橋渡しをしていたことが分かった。
同省などによると、東京都の区議から「耐震構造計算に絡む検査にずさんな実態があるようなので、国交省に聞いてほしい」との連絡を受けた秘書が11月4日、国会連絡室に担当部署を電話で聞いた。7日に建築指導課長補佐から秘書に「私が担当です」と連絡があり、それを区議に伝えたところ、9日に小嶋社長が補佐を訪ねたという。
毎日新聞 2005年11月28日 19時57分