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「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

萩野容疑者、人少ない日を選ぶ 京都・小6殺害

asahi.com:社会


2005年12月12日17時16分

 京都府宇治市の学習塾「京進宇治神明(しんめい)校」で小学6年の堀本紗也乃(さやの)さん(12)が刺殺された事件で、同塾アルバイト講師の同志社大4年、萩野裕(はぎの・ゆう)容疑者(23)=宇治市寺山台3丁目=は府警の調べに対し、動機について「指導について悩んでいた。(紗也乃さんが)いなくなれば楽になると思った」と供述していることがわかった。事件を起こした10日については「模擬試験のために講師と児童の数が少ないことを知っていたから選んだ」と話しているという。府警は11日の同容疑者の自宅の家宅捜索で塾職員の勤務表を押収した。司法解剖の結果、紗也乃さんの死因は首の刺し傷による失血死と判明。府警は同日、同容疑者を殺人、銃刀法違反の容疑で送検した。

 調べによると、萩野容疑者は同志社大の図書館で女子学生の財布を盗んで警備員を負傷させたとして停学になった約1カ月後の03年11月から、宇治神明校でアルバイトを始めた。今春から通い出した紗也乃さんを教え始めたが、塾を経営する京進(京都市)によると、すぐに関係が悪化。11月末には一方的に激しくしかるなどしていた。府警は、逆恨みが動機につながったとみている。

 同大図書館で03年6月に起こした事件で萩野容疑者は窃盗と傷害罪に問われ、04年3月に京都地裁で懲役2年6カ月執行猶予3年の有罪判決を受けた。刑は確定しており、今回の事件は執行猶予期間中だった。

 10日は午前9時から小学6年生向けの模擬試験が106教室で予定されていた。宇治神明校では土曜日の午前中は通常、授業がなかった。

 京進によると、試験監督は萩野容疑者の予定だったが、紗也乃さんの家族の申し入れもあって同容疑者の後輩のアルバイト講師(22)に変更。しかし、同容疑者は10日午前8時25分ごろに出勤し、同55分ごろ、紗也乃さん一人を106教室に残すため、アンケートを口実に他の12人を別教室に移動させた。

 このアルバイト講師には前日の9日、「児童に書かせることがあるので、明日はちょっと早く来るかもしれない」と告げていた。

 また、同容疑者は犯行直後、教室から自分の父親に携帯電話で、「女の子を刺してしまった」と伝えていたという。
by miya-neta | 2005-12-12 17:16 | 社 会