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「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

東北大、外語学校に委託し英会話講座 外国人講師指導

河北新報ニュース


東北大、外語学校に委託し英会話講座 外国人講師指導_b0067585_7505545.jpg 英語によるプレゼンテーションやディスカッションの能力を磨く実践的な授業として、東北大が外国人講師を招いた課外講座「プラクティカル・イングリッシュ」を開設している。国際学会など世界で通用する人材の育成が狙いで、国公立大では初の試みだという。

 カリキュラムや講師などの関係で、自前の授業は難しいと判断。大学や専門学校を運営し、英語教育に実績のある神田外語グループ(本部東京)に業務委託し、昨年11月に始めた。
 受講者については、学部生はTOEICで550点以上、大学院生は700点以上という基準を設けて募集。115人の応募があり、得点の高い順に80人を選抜した。

 授業は毎週土曜日の2時間で、神田外語大(千葉市)の外国人講師が教壇に立つ。学生たちは、牛海綿状脳症(BSE)問題などに関して議論したり、効果的なプレゼンテーションの仕方を学んだりする。やりとりはもちろん、すべて英語だ。
 受講者の1人、大学院文学研究科博士課程の岸田有希子さん(31)は「論理の組み立て方や自信を持って話すことなどが身に付いた」と評価。本年度最終日の2月4日は、全員参加のプレゼンテーションで締めくくる。

 学術界は国際化が一段と進み、東北大でも研究者が海外の学会で発表する機会が増加。学生たちからも、「使える英語を覚えられる授業が欲しい」という要望が増えていた。
 東北大は新年度も課外講座を設ける予定。菅井邦明理事(教育・学生支援担当)は「今回の試みを契機に、今後はさまざまな分野で学生の個性を伸ばし、国際的水準の人材を送り出したい」と話している。

2006年01月23日月曜日
by miya-neta | 2006-01-23 07:49 | 教 育