ランドセル商戦、防犯機能に高い関心
2006年 01月 31日
2006年01月31日03時13分
防犯ブザー用ケースがついたランドセルを手にする親子連れ=大阪市中央区の高島屋大阪店で
春の新入学に向けたランドセル商戦で、子どもを守る防犯機能をもたせた商品に関心が集まっている。
高島屋は、パソコンや携帯電話で子どもの居場所が確認できる全地球測位システム(GPS)付きランドセルを初めて特設売り場に並べた。「子どもの安心・安全」を求める保護者の声を反映して、すでに全国19店で計約200個売れたという。
肩ひもなどに防犯ブザー用ケースを取り付けた商品もあり、高島屋大阪店を訪れた主婦(33)は「怖い事件が多いだけに防犯機能のあるものをぜひ選びたい」と話した。
防犯機能のほか、色やデザインに特徴をもたせた4万円台前半の商品がよく売れているという。