米デル、PCにグーグルソフト搭載を検討
2006年 02月 08日
2006年02月08日22時13分
パソコン最大手の米デルが、米ネット検索最大手グーグルの検索ソフトなどをパソコンの出荷時に搭載することを検討していると7日、ウォールストリート・ジャーナル紙など米メディアが報じた。搭載するのはネット上やパソコン内を検索するソフトを含む「ツールバー」で、実現すればグーグルと競合するマイクロソフトやヤフーに打撃になるとみられる。
ツールバーはウェブサイトの閲覧時に常時画面上にあり、いつでもグーグルを通じた検索が可能になる。グーグルにとっては、検索結果に応じて表示する広告の収入が増える効果があるため、デル製パソコン1億台への搭載に対し、グーグルが数億~10億ドル(数百億~1180億円)を支払うとの観測が出ている。