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「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

「学校がつらかった」8割 ADHD患者団体アンケート

asahi.com:暮らし


2006年04月06日11時56分

 脳機能障害の一種である注意欠陥・多動性障害(ADHD)の患者団体が、大人の患者を対象としたアンケートの結果を発表した。子どものころ「学校がつらい」と感じた人が8割にのぼり、9割以上が「先生が理解してくれなかった」と回答。結果を文部科学省に提供し、「教育現場での理解促進に役立てて」と訴えている。

 ADHDは脳の障害の一種とされ、「じっとしていられない」「忘れ物をしやすい」といった症状がみられる。はっきりとした原因はまだわかっておらず、子どもの時には学校や授業になじめないなど、大人になってからは職業や家庭生活が継続できないといった問題が起こる場合があるとされている。

 アンケートを発表したのは「大人のADD&ADHDの会」(SOAA、白井由佳代表、824人)。インターネットで呼び掛け、会員ら205人から回答を得た。

 「学校に行くのがつらいと感じたことはあるか」との質問には84%が「ある」と回答。理由には「友達との関係」「勉強についていけない」などを挙げた。「先生は理解してくれたか」という質問には、92%が「いいえ」と答え、「先生の理解があれば学校生活は変わっていたと思うか」という質問には6%が「すごく思う」、57%が「思う」と答えた。

 白井さんは「私たちが経験したつらさを今の子どもたちがまた味わうことがないよう、学校での理解と配慮を進めてほしい」と話している。
by miya-neta | 2006-04-06 11:56 | 教 育