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「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

ナスカで地上絵を新発見 台地全体で100種

U.S. FrontLine


更新2006年04月20日 15:45米国東部時間

 世界遺産に登録されている巨大な地上絵で有名なペルーのナスカ台地で、山形大人文学部の坂井正人助教授(文化人類学)らの研究グループが20日までに、約100種類の地上絵を新たに発見した。

 直線や三角形などの幾何学模様のほか、土器の文様のようなデザインの絵も見つかった。研究グループは「全体像の解明を進め、保護につなげたい」としている。

 付近には車が走った跡も見つかり、新たに見つかった地上絵の一部が破壊されていた。

 土器の文様とみられる地上絵は先端がカールした動物の2本の角のような形をしており、ナスカ文化が栄えた紀元前100年~紀元600年ごろの土器によくみられるデザイン。豊作の儀礼に関係していると考えられるという。

 同じ場所に何度も重ね書きをした形跡も確認された。

 研究チームは米国の商業衛星が撮影したナスカ台地の画像を入手。昨年夏から分析を進めたところ、台地で新たな地上絵を発見し、今年3月までに現地でも確認した。

 ナスカの地上絵は、ペルー南部の乾燥地帯に広がる幾何学模様や鳥や動物などをかたどった巨大な地上絵群で、南米屈指の観光名所の1つ。ナスカ文化の時代に残されたとされるが、何のために描かれたのかは現在も解明されていない。(共同)
by miya-neta | 2006-04-20 15:45 | 科学/技術