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「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

バイト出身ブックオフ次期社長「最強の現場集団を」

Sankei Web 経済 (05/17 21:00)


 「現場のことならだれにも負けません」-。女性パートから身を起こし、古本買い取り販売最大手、ブックオフコーポレーションの次期社長に内定した橋本真由美常務(57)が17日、神奈川県相模原市の本社で記者会見し、「中古業は人材の質によって繁盛店にも不振店にもなる。永久に人材が育ち続ける会社、最強の現場の軍団をつくる」と抱負を述べた。パート時代から約16年の経験を生かし、「新卒入社の社員を半年で店長に育成できる仕組みを整えたい」と意気込んだ。
 平成2年、相模原市に開店した直営1号店にパートとして入った当時の時給は600円。月収は「多くて6-7万だった」。今や珍しくない古本買い取り販売も当時は新業態で試行錯誤の連続。だが創業者の坂本孝社長(次期会長)は「橋本さんが私のアイデアを現場に落とし込み、収益化した。その集積が今日のブックオフを築いた」とその手腕を認める。

 「現場はだれにも負けないぐらいやってきた」と言い切る橋本さん。経営の中枢を担う立場になった今も、気になる店舗を時折抜き打ちで訪れ、エプロンを着けてレジ打ちなどを行うほどの徹底した現場主義者だ。

 同社は平成11年、中古子供服の買い取り販売事業に参入したが、収益が上がらず苦戦。立て直しを志願し、価格帯見直しや人件費削減、従業員の意識改革で黒字転換に成功した実績を持つ。

 実弟は、同社のCMに起用されたタレントの清水國明さん。会見前、電話で「私は『清水國明の姉』と新聞に書かれるけれど、あなたが『橋本真由美の弟』。何であなたの名前が前に出るの」と笑って話したという。

(05/17 21:00)
by miya-neta | 2006-05-17 21:00 | 経 済