列車事故の死者670人 北朝鮮、電力不足原因か
2006年 06月 06日
更新2006年06月06日 16:15米国東部時間
韓国の北朝鮮専門インターネット新聞「デーリーNK」は6日までに、北朝鮮の咸鏡南道高原郡の浮来山駅付近で4月23日に起きた、貨物列車と旅客列車の正面衝突事故は軍人約270人、一般市民約400人の計約670人が死亡する大惨事だったと伝えた。
北朝鮮の鉄道関係者の話として伝え、原因については電力不足のため運行予定が乱れた上、無線交信の異常が重なった可能性を指摘。現場は単線で、無線交信により各駅で対向列車の通過を待つシステムだった。(共同)