北朝鮮がミサイル発射 5発、日本海に着弾
2006年 07月 05日
2006/07/05(08:58)
北朝鮮が5日午前3時半すぎから7時半ごろまでの間にミサイルを計5発発射した。うち4発は日本海に着弾した。同日午前6時すぎに緊急記者会見した安倍晋三官房長官によると、3発目までの着弾地点は日本から数百キロ離れており、具体的な被害は出ていない。また、米CNNテレビによると、米当局者はこのうち1発は長距離弾道ミサイル「テポドン2号」であることを確認した。ほかは中距離弾道ミサイル「ノドン」の可能性が高い。安倍氏は会見で「北朝鮮に対し厳重に抗議し、遺憾の意を表明する」と述べた。
政府は関係閣僚による官邸対策室を設置。小泉純一郎首相は午前7時すぎから安全保障会議を開き、今後の対応を協議した。