グーグル、ついに動詞で登場~ウェブスター辞書最新版
2006年 07月 08日
更新2006年07月07日 19:43米国東部時間
検索エンジン最大手の固有名称だったGoogleが、今秋発行されるメリアム・ウェブスター・カレッジ辞書の11版に小文字で始まる動詞「google」として加えられた。
ロサンゼルス・タイムズによると、googleの定義は「ワールド・ワイド・ウェブで情報を得るために検索エンジンのグーグルを使うこと」。例文として「Let me google that.(グーグルしてみるね)」が挙げられている。
通常、新しい言葉が日常的に使われるようになるには10~20年かかるが、動詞のグーグルはニューヨーク・ポストに参照語として登場してからまだ5年しかたっていない。ウェブスター辞書の発行人は「ウェブは言葉を普及させる力が強いため、ウェブ関連語は自然と早く定着する」と説明した。
11版で新しく加えられた100語には、ほかに「spyware(知らないうちにインストールされ、個人のコンピュータ使用状況をウェブで外部に伝えてしまうソフトウェア)」や「mouse potato(ほとんどの時間をコンピュータの前で過ごす人)」も含まれている。動詞のグーグルは先月、オックスフォード英語辞典のオンライン版にも初掲載されたが、そこでは大文字のGで始まっている。