女子サッカー:北朝鮮代表GKが退場処分 アジア杯
2006年 07月 27日
退場処分を受けた北朝鮮のハン・ヘヨン=AP サッカーの女子アジア・カップに出場している北朝鮮代表のGKハン・ヘヨンは27日、準決勝で中国に敗れた後に退場処分を受けた。
北朝鮮は試合終了直前に同点ゴールを決めたように見えたが、オフサイドと判定された。試合終了後にGKが主審に猛抗議して審判員につかみかかり、レッドカード。北朝鮮の他の選手も審判員ともみ合いになり、地元警察官らに制止されたという。GKはその後、警備員らに囲まれて退場する審判員をけろうとした。女子サッカーの国際試合での騒ぎは異例。
大会を主催するアジア・サッカー連盟(AFC)は28日に記者会見を開き、処分を発表する予定。北朝鮮は30日に控えている日本との3位決定戦には、正GKを欠いて臨むことになりそうだ。(オーストラリア共同)
毎日新聞 2006年7月27日 23時00分 (最終更新時間 7月28日 0時58分)