浅田真央・舞が練習拠点をアメリカに
2006年 08月 28日
2006年08月28日20時51分
新たなコーチへの師事を発表した浅田真央(右)と姉の舞
フィギュアスケート女子の浅田真央(愛知・中京大中京高)が28日、姉の舞(愛知・東海学園高)とともに成田空港で記者会見し、今季から練習拠点を米国に移し、ラファエル・アルトゥニアン氏から指導を受けることを発表した。
浅田姉妹は地元名古屋で山田満知子コーチの指導を受けていたが、フィギュア人気の高まりで、思うように練習時間が取れなくなってきたため、渡米を決めた。アルトゥニアン氏はロシア出身で世界選手権5度優勝のミシェル・クワン(米)らのコーチを務めた。
真央は「新しい気分で練習を頑張っていけたらいい。今季は世界選手権に出られたらいい」と話した。真央は高校1年、舞は同3年だが、休学はせず、学校から出された課題を提出するなどして学業を続ける。
米ユナイテッド航空とパートナー契約を結び、渡米する際にはビジネスクラスの座席の提供を受ける。舞は「機内でも快適ライフ。うれしく思っている」。会見後、すぐに米国に飛び立った。