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「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

目指すは「有害」ホテルの一掃~保守系団体、客室TVのポルノを敵視

U.S. FrontLine


更新2006年09月07日 18:59米国東部時間

 ホテルの部屋のテレビで提供されるポルノにわいせつ罪を適用するよう求める団体が共同でウェブサイトを開設し、ポルノ番組を流していない「優良ホテル」を一覧表示して予約サービスを提供している。

 クリスチャン・サイエンス・モニターによると、ポルノに反対する13の保守系団体が開設したクリーンホテルズ(CleanHotels.com)は、旅行者にとって「腐敗や誘惑から身を守れる滞在先」と認定したホテルの一覧と予約サービスを提供する。団体連合はこれまでに、USAトゥデイに全面広告を連続掲載して、連邦および自治体のポルノ関連法に基づきわいせつ罪を取り締まるよう当局に訴えた。

 クリーンホテルズに掲載されているホテルは、オムニ・ホテルズをはじめ、小規模チェーンを中心に1万3000~1万5000軒に上る。大手ホテルチェーンのほとんどはポルノ番組を有料で提供しており、同サービスが年間100万ドルを超える収入源となっている。

 連合の構成団体の1つ、Citizens for Community Values(オハイオ州)の代表、フィル・バーレス氏は、「家族重視を建前としている主要ホテルが過激なポルノを提供している事実を糾弾するだけでなく、ポルノとは無縁の部屋を提供しているホテルもたくさんあることを示したかった」と、サイト開設の理由を説明する。

 しかし、合法的な成人向けコンテンツの提供企業を代表するAdult Freedom Foundation(ロサンゼルス)の相談役、ポール・キャンブリア氏は、「ホテルはポルノ放映を顧客サービスの1つと理解しているため、サイト開設によって脅かされることはない」と述べた。

 ホテルにおける有料ポルノの正確な売上高は算出が難しいが、ホテルと一般世帯を含めた成人向け有料放送の売り上げは、今年は16億ドルと見積もられている。1996年には5億9300万ドルだった。

 ヒルトン・ホテルズの広報は、客室のTVはリモコン操作でポルノ放映を防止できるようになっていると説明し、ポルノを見るか見ないかはあくまでも客の判断という見方を示している。
by miya-neta | 2006-09-07 18:59 | 国 際