「核実験を祝福せよ」 北朝鮮の国連大使
2006年 10月 10日
2006年10月10日10時43分
北朝鮮の朴吉淵(パク・キルヨン)・国連大使は9日、国連総会第1委員会(軍縮・安全保障)で演説し、核実験について「米国から核兵器による先制攻撃の対象にされているため、北朝鮮は自衛の手段として核抑止力を保有するに至った」と主張。「核兵器をほかの国家への脅しに使っている」と米国を非難した。
朴大使はこれに先立ち、ニューヨーク市内で記者団に「国連安保理は使い道のない決議を通すよりも、北朝鮮の核実験を祝福すべきだ」と述べた。AP通信が伝えた。