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「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

“本命”キムタクが日本アカデミー賞「主演男優賞」候補を辞退

エキサイトニュース


[ サンケイスポーツ 2006年12月20日 08時05分 ]

 「第30回日本アカデミー賞」の優秀賞15部門が決まり19日、東京・港区の新高輪プリンスホテルで発表された。主演男優賞では、「武士の一分」(山田洋次監督)に主演したSMAPの木村拓哉(34)が候補にあがりながらも辞退する異例の事態となった。来年2月16日に同所で行われる授賞式ではフリーアナの関口宏(63)と女優の吉永小百合(61)が司会を務める。

 「武士の一分」で本格時代劇に初主演した木村。盲目の演技に加え殺陣も披露するなど、公開前から大きな話題を呼んだ。今月1日に公開され、18日現在で約17億円の興収を記録するなど大ヒット。今年度の賞レースで本命視される中、主役が異例の辞退だ。

 日本アカデミーの事務局によると、木村の所属事務所とは先週から今週にかけ主演男優賞の受賞について協議を重ねていたが、最終的に「事務所の意向として、ほかの優秀主演男優賞の方たちと(最優秀賞を)競う場に立たせたくない」という連絡があったという。

 木村の所属するジャニーズ事務所は「木村に限らず、ウチはレコード大賞や各音楽祭など賞レースというものを十数年前からやっていません。映画も同じで、(辞退は)いまに始まったことではないのです。それに映画はあくまで監督のものでおこがましいです」と困惑気味。その一方で「ホテルで一般の人から入場料を取っての発表会というのもウチに合わない」とした。受賞式当日の入場料はディナー付きで4万円。

 事務局によると、同賞の29年の歴史で入賞辞退は、スケジュールの都合を理由にした昭和55年「影武者」の黒澤明監督(享年88)、後輩俳優に道を譲りたいとした平成14年「ホタル」で主演男優賞の高倉健(75)らがいる。

 各賞では木村が辞退したものの、「武士の一分」自体は実写邦画作品に与えられる13部門中、最多の12部門で入賞。ほかに、「THE 有頂天ホテル」が11部門、「フラガール」が10部門で入賞した。

 来年2月16日に同所で行われる授賞式で最優秀賞が決まる。司会を務める吉永は関口とのコンビに「大船に乗ったつもりでご一緒させていただきたい」と笑顔で語った。

〔写真:「第30回日本アカデミー賞」で司会を務める関口宏と吉永小百合。早くも息のあった掛け合いを見せていた〕
by miya-neta | 2006-12-20 08:05 | 芸 能