新成人の5割、いじめ経験 うち3割が「自殺考えた」
2007年 01月 06日
2007年01月06日の記事
成人式を迎える新成人の5割が、学校や職場でいじめられた経験を持ち、このうち3割は「自殺を考えた」と回答したことが6日、結婚情報サービス会社、オーエムエムジー(大阪市)の調査で分かった。
調査は、1986年4月2日-翌年4月1日生まれを対象に実施し、587人から回答を得た。毎年、家族や結婚への考え方を聞いているが、相次ぐいじめ自殺を受け、初めていじめの質問を盛り込んだ。
いずれも複数回答で、47%の人がいじめられたことがあり、このうち自殺も考えたという回答が29%。いじめをしたことがある人も38%いた。
実際にいじめられた場合、51%は「誰かに相談するとは思わない」と答えており、有効な解決策が見当たらず、独りで抱え込んでしまう実態も浮かび上がった。
(共同)
(2007年01月06日 16時48分)