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「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

夫の暴力「謝罪なかった」…歌織容疑者が殺害動機供述

社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)


 東京都渋谷区の外資系金融機関社員、三橋祐輔さん(30)の切断された遺体が見つかった事件で、妻の歌織容疑者(32)(死体遺棄容疑で逮捕)が一昨年6月、三橋さんから暴行されて病院で診察を受け、警察に相談していたことが分かった。

 歌織容疑者は殺害の動機について、「彼には一度として『悪かった』という謝罪の気持ちがなかった」とも供述しており、警視庁新宿署特捜本部は、歌織容疑者が、警察に相談した後も暴力をやめない三橋さんの態度に怒りを募らせ、殺害に及んだとみて調べている。

 同庁によると、歌織容疑者は一昨年6月、三橋さんから激しい暴行を受け、目黒区内の病院に運ばれた。この病院から通報を受けた警察官が事情を聞いたところ、歌織容疑者は、「夫から殴られた」などと説明。傷害容疑で被害届を出すよう勧められたが、「夫のことなので届けません」と断り、「帰るところがないので、どこか紹介してほしい」と言って、保護施設の紹介を受けたという。

 歌織容疑者は逮捕後、殺意を抱いたきっかけについて、「昨年夏に激しい暴行を受けたため」などと供述しているが、特捜本部は、それ以前からの暴力が背景にあるとみている。

 一方、供述によると、歌織容疑者は昨年12月12日早朝、酒に酔って帰宅した三橋さんと激しい口論となり、その後、寝入った三橋さんの頭を殴って殺害した。

 特捜本部によると、この日、午後になっても出社しない三橋さんを心配した同僚が不審に思い、直後の13日ごろ、歌織容疑者と連絡を取って「自宅を訪ねたい」と打診していたという。

 歌織容疑者が、遺体を切断するためのこぎりなどを買ったのはこの翌日の14日だった。歌織容疑者は、胴体部分を捨てたJR新宿駅近くの路上について、「よく出かけていたので土地鑑はあった」と供述しているが、下半身を捨てた渋谷区の民家は「自宅近くだが、知らない場所だった」などと語っている。

 歌織容疑者は、この間の経緯について「無我夢中だった」などと供述しており、特捜本部は、歌織容疑者は知人の訪問に焦り、遺体を慌てて処分したとみて追及している。

(2007年1月12日15時11分 読売新聞)
by miya-neta | 2007-01-12 15:11 | 社 会