いじめ・自殺防止「ライフスキル」学べ 中学校で導入 新潟
2007年 01月 27日
相次ぐ子供のいじめや自殺を防ぐため、新潟市教育委員会は平成19年度から、人間関係を形成したり、対人トラブルを解決したりする能力「ライフスキル」を培う学習プログラムを、市立中全58校で実施する方針を固めた。市教委は「ライフスキルを身につければ、実社会に出てからも役立つ」として、具体的な学習計画づくりに取り組んでいる。
「ライフスキル」は、神戸大大学院総合人間科学研究科の川畑徹朗教授が提唱している概念で、よりよく生きるため、(1)人間関係形成(2)対人トラブル解決(3)ストレス対処-の3つの能力養成をめざしている。中学生らの飲酒や喫煙防止、妊娠を防ぐための教育に活用されているが、いじめや自殺防止に取り入れるのは初めてという。
学習プログラムは、お互いをよく知ることからスタート。生徒らが自分のことを活動シートに記入し、友人の長所をほめる練習をする。さらに、自分のストレスになりやすいことに気づかせたり、悪い誘いを受けた仲間に自分の気持ちを伝えたりする方法なども学ぶ。
例えば、友人から映画に誘われた生徒が、部活動があり断る場面で、相手を傷つけずに自分の気持ちを伝える方法を、ロールプレー方式で体験させる。
プログラムは年間6~15時間を予定し、年度内に教本2冊を各校に配布する。教諭を対象に、研修会を開くことも検討している。
市教委学校指導課は「各校の状況に合わせて、道徳や総合学習の時間に実施してもらいたい」としている。
(2007/01/27 11:56)
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