恐喝中学生3人逮捕、被害生徒は自殺未遂
2007年 01月 31日
京都府警宇治署などは31日までに、恐喝と恐喝未遂の疑いで同府南部の公立中学3年の女子生徒(15)と、2年の男子生徒2人(いずれも14)を逮捕した。被害にあった同中学2年の女子生徒(14)は事件後、自殺を図ったという。
調べでは、3人は昨年10月下旬、学校近くの墓地で女子生徒を突き倒し「ライターで髪を焼かれるか、携帯電話で全裸の土下座姿を撮られるか、金を払うか選べ」と言い、11月中旬にかけて4回にわたり現金計13万円を脅し取り、さらに現金3万円を要求した疑い。
女子生徒は要求された金を払えず、帰宅後に酔い止めの薬約10錠を飲んで自殺を図り、気分の悪さを訴えたが命に別条はなかったという。
中学を管轄する教育委員会は「11月中旬に女子生徒から学校に相談があるまで、いじめや恐喝の事実を把握していなかった」としている。
[2007年1月31日15時47分]