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「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

北教組いじめ調査非協力の支庁別学校数が判明(北海道)

教育行政 : 地域ニュース : 教育 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)


 北海道教育委員会のいじめ実態調査に、北海道教職員組合(北教組)が道内21支部に対して非協力を指導していた問題で、小中学校の校長、教頭が担任に代わって調査用紙の配布・回収を行った事例報告の各教育局別の学校数が15日、判明した。最も多かったのは小樽市を含む後志で全66校の半数近い30校を占めていた。逆に、石狩など6教育局では0校だった。

 教育局は、道内14支庁ごとに設置された道教委の出先機関。読売新聞が入手した道教委資料によると、非協力の報告は後志が最も多く、続いて日高の14校、網走10校、上川7校、十勝2校、渡島、胆振、根室は各1校。一方、石狩、檜山、空知、留萌、宗谷、釧路では0校だった。

 後志教育局の場合、小中学校計119校の4分の1で教職員が非協力だったが、同局は「子供たちのいじめの実態を緊急に把握し、指導に生かす大切な調査にもかかわらず、残念だ。教師の手から渡してほしかった」と語る。

 非協力の報告がなかった6管内の、組合員の一人は「数字が一人歩きするという北教組本部の懸念も、いじめをなんとかしたいという道教委の考えも両方わかる」と語った。

 別の組合員は「道教委の調査は安易で、子供の実態を把握できるものではない」と批判したが、「ほかの教員とは考え方や立場も違ったので、組合ではなく、一個人としての考えを校長に伝え、校長から配ってもらった」と話した。

(2007年2月16日 読売新聞)
by miya-neta | 2007-02-16 10:41 | 教 育