いじめ自殺の生徒に「偽善者」、元担任の処分決まらず…福岡
2007年 02月 22日
福岡県筑前町の三輪中2年森啓祐君(当時13歳)が昨年10月にいじめを苦に自殺した問題で、県教育委員会は20日、合谷智校長ら4人の懲戒処分について協議したが、意見が一致せず処分は決まらなかった。3月6日に改めて協議する。
処分が協議されたのは合谷校長と教頭に加え、森君の1年時と2年時の担任教諭の計4人。
県教職員課によると、同課が示した処分案に対し、委員からは「重すぎる」「軽すぎる」と相異なる意見が出て、まとまらなかった。特に森君に「偽善者やね」などと発言した1年時の担任の処分について意見が集中したという。