「重大な懸念認められない」タミフル使用問題で官房長官
2007年 02月 28日
塩崎恭久官房長官は28日午前の記者会見で、仙台市での中学男子生徒の転落死など、インフルエンザ治療薬タミフル服用後の異常行動が指摘されていることに関し「現段階でタミフルの使用に重大な懸念は認められないと聞いている」と述べた。
塩崎氏は「厚生労働省で専門家による調査が行われ、タミフルの使用と精神神経症状に起因するとみられる死亡の関係に否定的だ。インフルエンザウイルスに感染した場合に異常行動の発現が認められるとの報道もある」と指摘した上で、今後も情報収集に努める考えを示した。
(2007/02/28 13:13)