シャトル搭乗 土井さんは来年2月、星出さんは来年4月
2007年 04月 17日
2007年04月17日10時45分
米航空宇宙局(NASA)は16日、今後約1年間のスペースシャトルの飛行計画を見直し、発表した。土井隆雄飛行士(52)の搭乗は来年2月14日以降に、星出彰彦飛行士(38)の搭乗は来年4月24日以降に、それぞれ延期された。
今年3月に打ち上げ予定だったシャトル・アトランティスの外部燃料タンクが、降ったひょうで損傷したため、NASAはその打ち上げを6月8日以降に延期し、後続計画を見直していた。
土井さんと星出さんの飛行は、国際宇宙ステーション(ISS)に日本の実験棟「きぼう」を建設するための3回の飛行のうち、それぞれ第1便と第2便にあたる。
NASAによると、若田光一飛行士(43)は来年10月打ち上げのシャトルでISSに行き、約3カ月間、長期滞在する。きぼう建設の最終便打ち上げは09年1月の見通し。若田さんはこの最終便で地球に帰還する。