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「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

特待制度:他競技に影響されず基準作る 高野連会長が強調

アマ野球:MSN毎日インタラクティブ


 日本高校野球連盟が加盟校に野球を理由とした特待制度の解消を求めている問題で、日本高野連の脇村春夫会長と伊吹文明文科相が11日に東京都内で会談し、伊吹文科相は「(特待制度を認めている)他のスポーツとのバランスも考えて制度の基準を検討してほしい」と要望した。

 日本高野連は6月下旬をめどに日本学生野球憲章に違反しない特待制度の基準をまとめる。会談後、脇村会長は「我々には(戦前に野球統制令で活動を制限された)歴史的な問題や野球留学の問題もある。他との関係より、高校野球がどうあるべきかを考えていきたい」と述べ、他競技に影響されるのではなく、主体的に基準を作るとの意向を強調した。

 脇村会長は今回の一連の経緯や経済的に困難となる選手の救済措置について報告し、理解を求めた。会談では野球留学の行き過ぎた現状が話題に上り、伊吹文科相が「全国から学生を集めて補欠までが県外選手という学校がある」などと苦言を呈した。脇村会長も「学校選択の自由があり、すべてがダメというわけではないが、中学生の勧誘行為は問題にしている」と話し、特待制度の解消を通じて現状を改善していく考えを示した。

 この後、自民党の文教関係の会議にも出席し、議員から学生憲章を見直すべきとの意見も出たという。脇村会長に同行した日本高野連の田名部和裕参事は「憲章を触らなくても、明確な基準を作れば部活動の趣旨を損なわない形は見つけ出せる」と語った。【滝口隆司】

毎日新聞 2007年5月11日 18時08分 (最終更新時間 5月11日 18時41分)
by miya-neta | 2007-05-11 21:52 | 教 育