「文武両道で頑張りたい」史上最年少Ｖの石川が会見

ゴルフ : スポーツ : YOMIURI ONLINE（読売新聞）


　男子プロゴルフツアーのマンシングウェアオープンＫＳＢカップで、史上最年少の１５歳で優勝した石川遼（東京・杉並学院高１年）が２２日、同校で記者会見を開き、「信じられない気持ちでいっぱい。これからもゴルフと勉強、文武両道で頑張りたい」などと、優勝した喜びや今後の目標などについて語った。

　石川は現在の心境について、「優勝を決めた時より、うれしいという気持ちが増えてきた。他のクラスの人や先輩がおめでとうと言ってくれた」と笑顔を見せた。プロツアーへの今後の参戦については「意欲はあるが、冷静に考えられないので、決めていない」といい、プロ転向も「まだプロのトーナメントに１回出ただけ。何試合か出て、通用すると本当に思えたら、プロになりたい」と語った。

　今後について問われると、「まず、（今週行われる学校の）テストを一生懸命頑張りたい」。当面の目標には「高校生として、アマチュアゴルファーとして、一番大きなタイトルの日本アマチュア選手権で優勝したい」と掲げ、「世界の舞台では絶対戦いたい。いつか尊敬するタイガーウッズと一緒にコースを回りたい」と将来の夢を語った。

　学校の講堂で行われた会見には、スポーツ記者のほか、ワイドショーのリポーターや女性誌の記者なども大勢かけつけた。

（2007年5月23日11時39分 読売新聞）