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「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

軟弱さ証明?大学入学式に親あふれ…入場制限

話題!のニュース:イザ!


2007/05/27 00:10

 大学の入学式に家族同伴で出席する新入生が年々増えている。今春の入学式では、両親や祖父母らの来場が予想を上回り、入場者数を急遽(きゅうきよ)制限して謝罪を迫られる大学もあった。

 今春の入学式で初めて入場者制限に踏み切ったのは、明治大、日本大、東洋大など。全国最多の学生数を誇る日大では、以前から式典を午前と午後の2回に分けて開催していたが、今回は日曜日に重なったこともあり、来場者が予想をオーバー。当日になって入場制限を決め、ホームページ上で謝罪した。

 東洋大は、来場者数の増加傾向を踏まえて「入場は1家族2人以内にしてほしい」と事前に周知。開式を30分繰り下げた。

 慶応大は入場制限はしなかったが、過去3年間で「家族会場」の来場者が約1割増えており、今春は新入生の数を上回った。専修大も過去6年間で父母・来賓などの来場者が1割増。以前から入場制限している東京大も3年連続で増えた。

 来場者増加の背景について「一人っ子が増えて教育への関心が高まった」と少子化をあげる大学関係者は多い。来春から複数開催やホームページ上でのライブ中継などの対策を検討する大学も出ている。

 福田一郎・東京女子大名誉教授(遺伝学)は「家族の参加は大賛成。子供の喜びや悲しみを分かち合うのは家族の理想の姿だ」と肯定的にとらえる。

 反対に、佐々木正美・川崎医療福祉大教授(児童青年精神医学)は「子供に過剰な期待をかけたり、一方的な思いを投影する親が多い。お互い自立しているべきだ」と苦言を呈した。

 ■はしか拡大、ついに慶大も休講

 学生のはしか感染を防ぐため、新たに慶応大、立命館大、大阪体育大、共立薬科大が26日までに、休講を決めた。法政大は休講の対象を拡大した。6月2、3日の東京六大学野球春季リーグ早慶戦は両校とも休講だが、実施される予定。

 慶応大は学生34人の感染を確認。6月1日まで三田(東京都港区)、日吉(横浜市)、矢上(横浜市)、湘南藤沢(神奈川県藤沢市)の4キャンパスでの講義を休講とし、学内への立ち入りを禁止する。影響を受ける学生は計約3万2000人。信濃町キャンパス(東京都新宿区)などでの講義は続け、部活動は検査で抗体などが確認できれば認める。

 休講は5月に入り上智大、早稲田大、明治大、中央大、専修大、駒沢大など関東で相次ぎ、関西や東北などにも広がっている。
by miya-neta | 2007-05-27 00:10 | 教 育