監禁1年半、窯で強制労働 出稼ぎの31人解放 業者は地元党書記の長男 山西省
2007年 06月 09日
【北京8日共同】8日付の中国紙、新京報によると、山西省臨汾市で1年半にわたり監禁され、れんが焼きの窯で長時間強制的に働かされていた出稼ぎ労働者31人が5月末、警察により解放された。
窯の経営者は地元の村のトップ、共産党書記の長男だった。中国の農村では、書記やその家族が権力を乱用するケースが相次いでいる。
労働者は1年以上同じ服を着ており、解放当時、動作は緩慢で、全身に暴行を受けた傷があった。8人は精神に異常をきたしているという。
窯では早朝5時から未明の午前1時まで労働。夜はござを敷いた暗い部屋に鍵を掛け閉じ込められた。食事はパンと水程度で、1年以上体を洗っていなかった。給与も受け取っていなかった。
労働者は、河南省鄭州や陝西省西安の駅でだまされて連れてこられたらしい。労働者の1人は昨年暮れに殺害されていたという。
警察は労働者を監禁していた男ら2人を逮捕。窯は無許可営業だった。
新京報は地元紙、山西晩報の記事を転載した。
=2007/06/09付 西日本新聞朝刊=
2007年06月09日00時19分
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