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「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

学力テスト:平均正答率7割 都教育庁「おおむね良好」--1月実施/東京

教育行政:MSN毎日インタラクティブ


 都教育委員会は14日、都内の全公立小学校の5年生と中学校2年生を対象に今年1月実施した06年度の学力テストの結果を発表した。各教科の平均正答率は7割前後に達しており、都教育庁は「総合的にはおおむね良好」と分析している。

 児童・生徒の学力向上や教師の授業方法の改善などを目的に導入された同テストは、中学校で今回4回目、小学校が3回目となる。受験者は小学生が8万7137人(受験受検率97%)、中学生が6万7401人(同93%)だった。

 各教科の平均正答率は、小学生が▽国語71・9%▽算数76・8%▽社会81・9%▽理科73・7%だった。中学生が▽国語69・5%▽数学70・2%▽英語78・2%▽社会70・5%▽理科68・6%だった。

 小学生の国語では、例文中から主語と述語を探す問題の正答率が37・1%にとどまるなどの課題があった。各教科で学んだことを総合的に生かす能力を調べるため、今回初めて実施した「問題解決能力等に関する調査」は小学生が71%、中学生が73・4%だった。区市別の平均正答率の合計の最高値は、小学生が渋谷区、中学生が小金井市だった。

 都教委は教科や分野ごとの結果を町村部を除きホームページ(http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp)で公開している。

     ◇

 一方、都教委は今年度行う学力テストで、基礎学力の定着状況の把握を目的に、一部の小学校4年生(国語、算数)と中学校1年生(国語、数学)にも試験を受けさせることを決めた。学習面のつまずきを早期に確認する材料にしたい考え。

 また、都教職員組合は「子どもを競争に追い立て、教育格差を増長する」などとして、テスト廃止を求める談話を発表した。【木村健二】

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 ◇区市別の06年度学力テストの結果◇

      小学校    中学校

都全体   304.3  357.0

千代田区  323.1  382.0
中央区   316.9  358.5
港区    314.3  354.0
新宿区   310.5  373.6
文京区   317.9  375.4
台東区   312.3  352.2
墨田区   303.5  350.3
江東区   301.1  350.6
品川区   307.3  361.1
目黒区   318.2  381.0
大田区   298.7  345.1
世田谷区  315.3  375.4
渋谷区   326.3  366.6
中野区   304.3  356.2
杉並区   318.4  373.7
豊島区   310.9  350.7
北区    302.8  353.8
荒川区   302.7  347.6
板橋区   300.7  348.7
練馬区   304.5  362.9
足立区   300.8  340.5
葛飾区   301.7  342.9
江戸川区  301.5  340.4
八王子市  291.9  358.2
立川市   296.4  350.9
武蔵野市  324.9  372.6
三鷹市   313.9  373.1
青梅市   289.0  348.6
府中市   304.5  362.8
昭島市   292.4  344.3
調布市   313.3  367.3
町田市   299.7  361.8
小金井市  317.8  392.1
小平市   302.3  370.7
日野市   304.4  364.4
東村山市  304.0  366.8
国分寺市  315.4  384.2
国立市   308.6  378.2
福生市   292.9  335.6
狛江市   300.5  371.0
東大和市  291.2  336.0
清瀬市   304.2  352.5
東久留米市 300.4  363.5
武蔵村山市 290.0  323.3
多摩市   306.9  372.7
稲城市   303.6  358.8
羽村市   287.3  345.1
あきる野市 297.0  345.8
西東京市  305.4  366.6

 ※町村は公表の対象外。小学校は主要4教科、中学校は同5教科の平均正答率の合計

毎日新聞 2007年6月15日
by miya-neta | 2007-06-16 13:01 | 教 育