「鑑真和上立像」渡来、中国・揚州市から唐招提寺に
2007年 06月 19日
奈良時代に、失明しながらも6回目の渡航で日本に戒律を伝え、律宗総本山・唐招提寺(奈良市)を開いた鑑真和上の立像が19日、古里の中国・揚州市から同寺に贈られた。4月に来日した中国の温家宝首相が国会演説で、鑑真の日中友好に果たした功績をたたえたのが寄贈のきっかけ。船のへさきに立ち、風を受けて合掌する姿で希望に燃えている様子を表した「鑑真和上立像」は高さ1・65メートル。同寺の国宝・鑑真和上坐(ざ)像(奈良時代)と同様に、粘土像の上に漆塗りの麻布を何枚も重ねて型どり、乾いた後、中の粘土を取り除く技法で制作されている。
同寺の松浦俊海長老は「お像の姿に和上の毅然(きぜん)とした決意を感じた。日中友好にこれからも貢献したい」と話しており、像の公開を今後検討するという。
(2007年6月19日23時46分 読売新聞)
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