フジテレビ前報道局長を懲戒解雇、会合費900万円を私的流用
2007年 06月 29日
2007/06/29
フジテレビは29日、同社の鈴木哲夫前報道局長(54)が3年間にわたり会合費を不正請求し、計約913万円を私的に流用したとして、同日付で鈴木前局長を懲戒解雇、報道担当の小櫃真佐己常務を減俸3カ月とする処分を発表した。
鈴木前局長の不正は東京国税局の税務調査で発覚した。同社は2006年3月期までの3年間で、仮装・隠ぺい行為を伴う所得隠し約2億円を含め、総額約7億1000万円の申告漏れを指摘された。追徴課税(更正処分)は重加算税を含め、計約2億3000万円で、同社は全額納付している。(22:34)