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「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

久間防衛相が「原爆発言」を陳謝

スポニチ Sponichi Annex 速報


 久間章生防衛相は1日昼、長崎県島原市内で記者会見し、原爆投下を「しょうがない」と発言したことについて「被爆者を軽く見ているかのような印象に取られたとすれば申し訳なかった。これから先は講演で言ったような話はしない」と陳謝し、発言を事実上撤回した。

 同日朝のフジテレビ番組では「そんなような内容(の発言)ではない」として引責辞任や発言の撤回、訂正を行う考えはないことを強調していたが、与党幹部から同日午前「私の認識とは違う。誤解を招いたのであれば、きちんと釈明して、謝罪すべきところは謝罪した方がよい」(中川昭一自民党政調会長)などと、批判が相次いだのを受け、参院選への影響を懸念する首相官邸の意向にも配慮したとみられる。

 中川氏のほか、公明党の斉藤鉄夫政調会長も1日午前のテレビ朝日番組で「閣僚としてあってはならない発言だ。もし原爆がしょうがないという文脈で言ったのであれば、国民の神経を逆なでする話だ」と批判。高木陽介公明党広報局長も別の番組で「とんでもない発言。例としても不適切だ」と指摘、何らかのけじめが必要だとの認識を示した。

 野党側も「どんな事情があっても原爆投下は正当化されない」(松本剛明民主党政調会長)、「あまりに非常識な暴言だ」(小池晃共産党政策委員長)などと批判。社民党の阿部知子政審会長は久間氏の辞任を求めた。

 久間氏は会見で「私は一貫して核廃絶の姿勢は微動だにしていない。それを前提に話をしているが、ああいう報道をされたのは私の言い方にまずい点があった」と強調。「党内にも迷惑を掛けている。自民、公明両党のしかるべきところに話をしたい」と述べた。

[ 2007年07月01日 12:34 速報記事 ]
by miya-neta | 2007-07-01 12:34