朗報か凶報か 社保庁職員ゾロゾロ早期退職
2007年 07月 09日
2007年07月09日
ドロ舟から這い出すかのように、社会保険庁職員の退職が急増中だ。年金記録の「のぞき見」が社会問題化した04年度以降、その傾向は顕著で、04年度193人、05年度307人、06年度は391人が自己都合で退職した。2010年をメドに社保庁は廃止されるし、まだ転職の見込みのある20代からどんどん退職しているという。ここまで職員の士気が低下しているようでは、「年金問題は1年で解決する」と言う安倍首相の公約達成はますます遠ざかるばかりだ。