また年金相談で職員に暴行事件、京都の64歳を逮捕
2007年 07月 18日
18日午後0時15分ごろ、京都市伏見区の京都南社会保険事務所で、年金相談に来た男が、応対した国民年金業務第1課の男性職員(47)に声を荒らげ、胸を拳でたたいた。通報で駆けつけた伏見署員が男を公務執行妨害で現行犯逮捕した。
調べでは、男は京都府八幡市男山泉、無職西原正三容疑者(64)。約2年前から年金の受給資格について同事務所に相談。年金記録漏れ問題を受け、6月下旬に加入状況を問い合わせたが、返答の電話がなかったとして、この日、「何で連絡がないんだ」と抗議していたという。
西原容疑者は「暴力をふるったことは覚えていない」と否認している。
同事務所は「暴力騒ぎが起き、残念。年金問題で市民の不安を解消するため、今後も努力したい」としている。
(2007年7月18日20時29分 読売新聞)