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「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

自殺の相談窓口、認知度は2、3割 内閣府調査

asahi.com:社会


2007年08月05日13時09分

 自殺への関心は高いものの、自殺する人の心理については理解が浅く、相談窓口の存在を知っている人は2、3割――。政府が初めて実施した「こころの健康(自殺対策)に関する世論調査」で、こんな国民意識が浮かび上がった。警察庁によると、自殺者は06年まで9年連続で3万人を超えており、内閣府は「相談機関の周知を進めていきたい」としている。

 調査は個別面接で今年5月に20歳以上の3000人を対象に実施し、有効回収数は1728人。それによると、自殺者が年間3万人を超えていることについては、66%が「知っていた」と回答した。

 ただ、「自殺を口にする人は本当は自殺をしない」との問いに50%が「そう思う」とし、58%が「自殺は覚悟の上の行為」と答えた。実際はいずれもそうとは限らず、内閣府では「正しい知識が広がっていない」と分析している。

 保健所、精神保健福祉センターに設置されている相談窓口についても、「知っていた」との回答が保健所で34%、センターが20%とほとんど知られていなかった。相談体制を整備するうえで重要と考える自殺要因としては「いじめ」が48%、「失業」が34%、「介護」が34%だった。
by miya-neta | 2007-08-05 13:09 | 社 会