「一枚岩でない民主…前原氏、テロ特措法延長に理解」政治も
2007年 08月 12日
2007/08/12 13:01
テレビ出演「洋上給油は現段階でベスト」
民主党の前原誠司前代表は12日のテレビ朝日の番組で、11月1日で期限が切れるテロ対策特別措置法の延長問題について「テロとの戦いに75カ国が参加しており、日本が抜けるのは国益に反する。何らかの形で参加するのが良いし、洋上給油は現段階ではベストだ」と述べ、延長に理解を示した。
江田五月参院議長はNHK番組で「私がどうすべきだと言う立場ではないが、ブッシュ米大統領と安倍晋三首相の関係が日米関係なのか。もっと歴史や未来を展望しながら議論すれば知恵はある」と述べた。
一方、イラク復興支援特別措置法をめぐっては、前原氏が「イラクからは撤退すべきだ」と強調。同党の簗瀬進参院国対委員長もフジテレビの番組で「ブッシュ大統領の米国とだけ連携している典型がイラク特措法だ。私たちの対応はかなり厳しい」と述べ、同法を廃止に追い込む考えを示した。