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「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

セオドア・ルーズベルト博物館の建設計画進む

U.S. FrontLine


更新2007年08月01日 18:33米国東部時間

 第26代大統領セオドア・ルーズベルトを記念した博物館の建設計画が進んでいる。

 ニューヨーク・サンによると、候補地としてニューヨーク州ロングアイランドのオイスターベイ、ワシントンDC、マサチューセッツ州ケンブリッジが挙げられている。セオドア・ルーズベルト協会のノーマン・パーソンズ元会長によると、建設費は5000万ドルの予定で、これまでに25万ドルの寄付が集まっている。

 「驚くのは、これまでにセオドア・ルーズベルトに関する博物館が作られていないこと」とパーソンズ氏は話す。ニューヨーク州議会議員、ニューヨーク市警の本部長を務めた後、ウィリアム・マッキンリー大統領時代に副大統領だったセオドア・ルーズベルトは、1901年に史上最年少の大統領としてホワイトハウス入りした。歴史家による「最も偉大な大統領」投票でも常時上位5位に入るほど、その功績は認められている。

 パーソンズ氏によると、協会の新会長に就任したジェームズ・ブランズ氏が、博物館建設の発起人だ。ニューヨーク州選出のシューマー上院議員は、ルーズベルト大統領の出身地であるオイスターベイでの建設を強く主張している。

 一方、ルーズベルトが1889~95年まで行政事務官として、また1901~09年まで副大統領および大統領として居住したワシントンDC、またルーズベルトが大学へ通い、米国議会図書館に次いで彼に関する文書が大量に存在するケンブリッジも有力候補だ。

 セオドア・ルーズベルトのひ孫で投資銀行家、博物館建設地選定委員会の委員長も務めるトゥイード・ルーズベルト氏は、博物館の所在地は重要な要素だと指摘する。例えば、ケンブリッジが選ばれた場合、近くにあるハーバード大学には2万7000枚に上るルーズベルトの私的文書があり、アカデミックな側面が加わる。また、ワシントンDCには2004年、国内から1770万人の訪問者があり、集客力が期待できる。特に大切なのは、博物館を多くの人々が訪れる場所にすることだという。新設されたイリノイ州スプリングフィールドのリンカーン大統領博物館はその成功例だとトゥイード・ルーズベルト氏は語る。
by miya-neta | 2007-08-01 18:33 | 国 際