世界初、カトリック信者向けのバチカン航空が就航
2007年 08月 28日
2007.08.28
Web posted at: 17:29 JST- CNN/REUTERS
ローマ──ローマ・カトリック総本山のバチカンによる、カトリック信者向けのバチカン航空が27日、就航した。ローマと各国の聖地を結ぶチャーター便で、年間15万人の利用者を見込んでいる。
イタリアの貨物航空会社ミストラル・エアーが機材を提供し、使用機体はボーイング737型機。機内の備品や客室乗務員の制服には、バチカンのロゴが描かれている。
就航初日の27日には、ローマのフィウミチーノ空港から、ルルドの泉の奇跡で知られるフランスのルルドへ、信者を乗せて飛び立った。
今後は、低価格路線を続けながら、ポルトガルのファティマやスペインのコンポステーラ、モーゼが十戒を授かったエジプトのシナイ山など各聖地へ、安全に格安で信者を運びたいとしている。