落とし物のデジカメ、メールで持ち主判明 48時間で
2007年 09月 20日
2007.09.20
Web posted at: 20:55 JST- CNN/AP
オハイオ州コロンバス──オハイオ州コロンバスで、落とし物のデジタルカメラの持ち主が、拾われてから48時間以内に見つかった。きっかけは、拾った人が友人らに送った、問い合わせのメールだった。
デジカメが落ちていたのは、コロンバスにあるオハイオ・スタジアムの外。このスタジアムはオハイオ州立大学のアメフト部、バックアイのホーム競技場で、デジカメを拾ったミシェル・モンゴメリさんも、試合を観に来ていたという。
モンゴメリさんは、大学の遺失物届け担当係には連絡せず、バックアイのファンの友人14人に、デジカメを拾った経緯を送信した。
デジカメの落とし物の話は、瞬く間にバックアイのファンたちの間に飛び交い、そのうち2通を、同大学を1986年に卒業したケヴィン・ジョンさん(45)が受信。
ジョンさんこそ、カメラを落とした人物だった。
シェルビージョンさんは今月1日、10歳の息子のノア君と一緒に、オハイオ・スタジアムへバックアイの試合を観戦しにきた。カメラを持ってきて、バックアイのキャラクター・マスコット、ブルータスとの写真をチアリーダーに頼んで撮ってもらった後に、カメラを紛失していたという。
ジョンさんは、「インターネットとメール、そしてバックアイのネットワークのパワーのおかげ。バックアイのファンが、そこら中にいることに驚いた」と話している。
デジカメを拾ったモンゴメリさんも、「もしも世の中に、何か意味のあることをしたいと考えたら、インターネットを使うというのは、いい方法だと思う」と語っている。