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「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

いじめ防止条例制定へ 予想以上のいじめ実態受け小野市

asahi.com:関西


2007年09月25日

 兵庫県小野市は25日、学校や職場、地域などあらゆる場でのいじめをなくすため、「いじめ防止条例」(仮称)を制定する方針を明らかにした。市内の小中学生を対象にしたアンケートで、予想以上のいじめの実態が浮かび上がったのが理由。いじめを見つけた場合の通報の義務づけや、「いじめ追放市民会議」の設置などを盛り込む予定で、今年12月の定例市議会に提案し、可決されれば来春から施行する。市によると、いじめの通報を義務づけた条例は全国でも珍しいという。

 アンケートは今年5月、市内全8小学校の4~6年生と全4中学校の生徒を対象に実施。全体の97%にあたる計3014人が回答した。「いじめられたことがある」と答えた子どもは26%で、「今もいじめられている」が14%を占めた。

 いじめの内容(複数回答)では、「あだなや悪口などのいやな言葉」が55%で最多。「なぐる、ける、つねるなどの暴力」が17%、「仲間はずれや無視など」が14%だった。市はアンケート結果に基づき、早急に対応が必要ないじめが計240件あると判断。各校に対策を指示した。

 条例案は行政や学校、職場、地域などでいじめを見つけた場合、市への通報を義務づける▽いじめ追放市民会議を設け、市民運動や啓発活動を展開して学習会も開く▽「いじめを許さない都市宣言」をする――などが骨子。記者会見した蓬莱(ほうらい)務市長は「いじめを受けたと答えた子どもが学校側の認識よりも数倍多かった。(条例を)いじめ追放をめざす市民運動につなげたい」と話した。
by miya-neta | 2007-09-25 08:50 | 教 育