福島県立白河高:未履修で317人卒業…指導要録偽装
2007年 11月 16日
福島県教委は16日、県立白河高(遠藤教之校長)が昨年度の3年生(317人)に必修教科の「情報A」や「日本史B」を履修させず、単位不足のまま卒業させていたと発表した。受験のため数学などに振り替えていた。全国的に未履修が発覚した昨年11月以降振り替えはやめたが、補習なしで単位を取得したように指導要録を偽装した。
県教委は関係者を処分する方針だが、卒業の取り消しはしない。今年度も情報Aの一部授業で英語などに振り替えていた。3年生には現在、補習を行っている。
県教委によると、昨年度、情報Aでは3年生全員について、週2時間の授業のうち1時間を数学や世界史など別の4教科に振り替え、日本史Bは3年生109人について、週4時間すべてを世界史にあてていた。今年度も3年生270人全員について情報Aで、最大13時間を他教科に振り替えていた。9月25日に外部から県教委に指摘があり発覚、調査の結果、振り替えは10月22日にやめさせたという。同校では10年以上前から授業の振り替えが行われていた。
遠藤校長は「教諭がしたことで学校として把握していなかった」と話し、担当教諭らは県教委に対し「昨年の調査では言い出せなかった」と説明したという。【菊谷隆】
毎日新聞 2007年11月16日 22時25分
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