自殺の捜査資料一部開示へ 山口県警、中3遺族申請で
2007年 12月 10日
'07/12/8
山口県下関市の市立川中中学校で二〇〇五年四月、三年生の安部直美あべ・なおみさん=当時(15)=がいじめを苦に校内で首をつって自殺した問題で、山口県警は八日までに、県の個人情報保護条例に基づく遺族の請求に対し、直美さんの自殺に関する捜査資料の一部を情報開示することを決めた。
いじめ自殺などの捜査資料開示は極めて異例で、遺族の心情に配慮したとみられる。
直美さんの父慶光よしみつさん(50)が十一月上旬に情報開示を請求。七日に県警側から「資料約八十ページ分を開示する」と連絡があったという。十七日に受け取る予定。
慶光さんは「自殺の真相につながる情報はなかなか入ってこない。開示される資料の内容は分からないが、対応してくれたことに意義がある」と話している。
直美さんの自殺直後、学校側はいじめの存在を否定したが、直美さんが担任教諭に「いじめられている」と告白していたことが判明。約一カ月後に遺族に謝罪した。
山口地方法務局は七月、行政機関個人情報保護法に基づく慶光さんの請求に応じ、直美さんに関する調査記録を一部開示したが、大半が黒く塗りつぶされていた。
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