TDLで山車の飾り落下 重さ300キロ、見物客の目前
2008年 01月 08日
2008年1月8日 22時11分
支柱が折れ、落下した山車の飾り=8日午後、千葉県浦安市の東京ディズニーランド(オリエンタルランド提供)
8日午後2時20分ごろ、千葉県浦安市の東京ディズニーランド(TDL)のシンデレラ城近くで、パレード中の山車の鉄製支柱が折れ、惑星をかたどった飾り(支柱も含め重さ約300キロ)が地面に落下した。けが人はなかったが、親子ら大勢の見物客の目の前に落ちており、あわや惨事になるところだった。
運営会社のオリエンタルランドによると、アトラクションやパレードで破損落下事故が起きたのは、1983年の開園以来初めて。浦安署は実況見分し原因を調べている。
パレードは「ディズニー・ドリームス・オン・パレード“ムービン・オン”」で、開始から約20分後に事故が発生。数メートルの鉄製支柱(直径約14センチ)で支えている繊維強化プラスチック製の飾り(幅約2・5メートル)が支柱ごと突然折れた。
当時、パレードの沿道には親子連れなどが見物しており、落下した飾り物は見物客らのすぐ目の前に倒れた。
(共同)