戸惑いながらも真剣に 有料特別授業
2008年 01月 26日
2008.1.26 11:30
東京都の杉並区立和田中で、首都圏を中心に展開する大手進学塾と連携した有料特別授業が26日にスタート。参加した生徒11人は、講師のヒントで答えを見つけていくような授業スタイルに、やや戸惑いながらも真剣な表情を見せた。
初日は英語。午前9時に会場となった視聴覚教室にスーツ姿の小森慎一講師が登壇。「まずは頭の体操に」となぞなぞ形式のプリントを配り、生徒にヒントを出したり、質問に応じたりした。
この日は45分間の授業が3コマ。プリントの問題に取り組んだあと、小森講師は「今日のテーマは節分。日本の文化を英語にしましょう」と説明。「まず日本語で書いて。最終的に自分の考えを英語にしましょう」「一年後には頭の中がやわらかくなってますよ」と語りかけていた。
校内私塾は主に週3日、平日の午後7時から9時35分まで開くため学校側は「夜スペシャル」と命名。暗記中心ではなく、生徒の考える力や分析力を伸ばすよう塾側に要望しているという。