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「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

【教育】30年前より学力向上 数学の成績二極化? 東京理科大調査

MSN産経ニュース


2008.3.12 08:55

 「理系志望の高校3年生の数学力は30年前より高い」が「近年は下降気味で二極分化進む」-。学力低下が問題視される中、東京理科大学数学教育研究所が平成17~19年に延べ1万人の高校生を対象に行った学力調査で、こんな現状が明らかになった。理数教科で学習内容を増やした新学習指導要領の前倒し施行が検討されているが、データと個々の成績に基づいた対策が必要なようだ。

 調査は東京理科大に毎年5人以上が進学する高校で、数学III、数学Cを履修する生徒が対象。3年間で延べ146校、1万177人が参加し、昭和55年の国際数学教育調査(SIMS)と同じ問題を混ぜることで学力の比較を行った。

 直近に行われた平成19年10月の調査では、全44題のうち32題がSIMS問題だった。このうち、19題(59・4%)で正答率が昭和55年を上回り、6題(18・7%)で下回った。7題は有意な差がみられなかった。平成17、18年を含めると、SIMSと同じ延べ92題のうち62題(67・4%)で上回り、下回ったのは11題(11・9%)に過ぎなかった。

 一方、3年間継続参加した18校について同一問題の正答率は、17年60・2%▽18年57・4%▽19年55・0%-と漸減傾向にあった。SIMSの問題でも17年は昭和55年を上回る率が89・3%と高かったが、平成18年は56・3%、19年も59・4%と差がついている。

 同研究所長の澤田利夫教授は「『学力低下』と一口にいわれるが、成績中上位の生徒の学力は昔と比べ落ちていない」と分析。一方で「ここ数年、成績が下降しているのは『ゆとり教育』の影響が無視できず、真ん中から下の成績層ではさらに深刻ではないか」として、学力の二極分化に警鐘を鳴らし、低学力者への対応が必要だとしている。
by miya-neta | 2008-03-12 08:55 | 教 育