小泉氏、小沢氏をあてこすり?
2008年 03月 26日
2008.3.26 23:35
小泉純一郎元首相は26日夜、都内の料亭で自民党の武部勤元幹事長らと会合を開き、自ら筆を執った「その位(くらい)に在らざれば、その政(まつりごと)を謀らず」との書を披露した。
小泉氏が好む論語の中の一節で、「権限のある地位にいない人は、あれこれ口出しすべきではない」といった意味がある。武部氏は記者団に対し、「執行部が心をあわせて福田康夫首相をバックアップするということだ」と解説。小泉氏は、民主党の小沢一郎代表が道路特定財源問題や日銀総裁人事で政府への攻勢を強めていることをあてこすったものともみられる。会合には自民党の二階俊博総務会長、中川秀直元幹事長も同席した。